バカラグラスのお手入れ方法

バカラグラスを綺麗な状態で保つ方法をご紹介いたします。

記念品としていただいたものや、自分へのご褒美として購入されたものなど、思い入れがあるからこそ大切にしたいものですよね。

ここでは、世界的に歴史の深いクリスタルメーカー＜バカラとウォーターフォードウエッジウッド＞とワイン愛好家が絶賛する＜名門ワイングラスのリーデル＞の取扱説明書を元に洗い方のポイントをお話いたします。

＋洗浄の注意＋

初めてグラスを使用する際は、優しく内外を水で流してください。
（万一、微細な固形物があると洗いながらクリスタルに傷をつけてしまうため）

次に、ぬるま湯に少量の食器用洗剤を溶かし柔らかいスポンジで手洗いをします。

この時も、スポンジに異物があると傷の原因になりますのでご確認を注意が必要です。

※クリスタルは、少しの衝撃でも欠けやすく、擦り傷が付きやすい特徴があります。

食洗機ではなく、手洗い洗浄をお薦めしております。

＋ワイングラスとシャンパングラスの洗浄＋

ワイングラスやシャンパングラスのように脚のあるグラスを洗う場合には、ひねり洗い【NG】に注意が必要です。

左手で脚や底を持ち、右手でボウルの内側をクルッと洗ってしまうと、脚の付け根が『ポキッ』と折れてしまう場合があります。（昔の話になりますが、バカラオノロジーワイングラスの脚を折ってしまった失敗経験からお伝えしております）

ボウルを洗う時は、左手でボウルを持ち右手で洗いましょう。

細長いシャンパンフルートは、薄めた洗浄液を入れた【振り洗い】をすると綺麗になりますが滑って落とさないようにご注意ください。

洗浄液につけて汚れをとる【つけ洗い】も併用すると良いかもしれません。

＋ワイングラスとシャンパングラスの拭き上げ＋

【特別】仕上げ編｜リーデルのクリーニングガイド抜粋

１．洗浄終了後、グラスを逆さに伏せて自然乾燥させます。

２．湯気にあててから拭くと、より一層輝きが増します。

３．グラスに直接触れないように２枚の布を使います。

４．脚と底面を拭き、片手でボウルをしっかりと支え拭きます。

拭き上げる際も“グラスをひねらない【NG】”ように意識しましょう。

＋バカラのベース（花瓶）の洗浄＋

バカラのベースを美しく保つには、毎日新しい水と入れ替えてください。

入れ替えの際には、中性洗剤と柔らかいスポンジを使用してベースを洗浄してから生けなおしてください。

底の深いものの内側は中性洗剤を溶かしたぬるま湯で【振り洗い】をすると綺麗になりますが、滑って落とさないように十分気を付けてください。

また、一輪挿しなど、口が狭く内部に手が届かない場合には、柄付きのスポンジや書道用の竹筆を使用して洗ってください。

■ 温度差にご注意を

クリスタル製品は、急激な温度差が原因で、ひびや破損が生じる場合があります。

＋輝きを保つポイント＋

車を洗車する場合と同様に、水道水に含まれるミネラル成分が蒸発すると白い斑点が残ることがあります。

クリスタルも車も【洗浄後の素早いふき取り】がポイントとなります。

■ 白くなった場合の解決方法

もう一度洗浄いただくことで消える場合が多いのですが、なかなか取れない場合は４０℃以下で温めた食用の蒸留酢に１０分程度浸してください。

ここでは、バカラ置き時計＜ラランドクロック＞＜アビスクロック＞の入手後のお話についてご紹介いたします。

商品の中に【取扱い説明書】と【保証書】が同梱されており、お手入れ方法や時刻合わせ等の説明が書いてありますのでお読みいただければと思います。

① 電池について

寿命は約１年。最初から付属されている電池はテスト用のため寿命が短い場合もあります。

店頭で購入の際にバカラスタッフの手で時刻合わせと通電がなされます。

その後、動作が不安定な場合、時刻に遅れが発生する場合は電池交換のサインとなります。

お近くの時計の電池を交換できるお店であれば対応していただけます。
（時計の部分だけを取り外しお持込みをお薦めします。クリスタルの傷予防のため）

② 保証について

保証期間は購入日から１年間となります。
（バカラ店頭で購入した日が開始日となり保障書に記入されております）

保障の対象は時計本体のみ。クリスタル部分は対象外となります。

また、電池交換は保証の対象外となります。

■保証期間が過ぎて時計が止まった場合の対処方法

お近くの時計の電池交換を行っているお店に行ってみましょう。

電池を交換したが動かない場合は、

・バカラショップで新しい時計本体を購入する

・電池交換を行うお店でオーバーホール（時計を分解し修理すること）をお願いする

という解決方法となります。

＞お近くのバカラショップを探す場合はこちら